家庭でのフッ素利用

家庭でも気軽にフッ素を使って虫歯予防ができます。ただし、乳幼児の場合、吐き出しができるかどうか、うがいができるかどうか、発達の段階によって、フッ素の利用に注意が必要になってきます。





自分でうがいができる年齢(4〜5歳)であれば、フッ素入り歯磨を使えるほか、歯科医院などでフッ化物洗口剤を処方してもらい、家庭でフッ化物洗口を実施することができます。





1〜3歳ぐらいまでの吐き出しのできない低年齢児の場合、フッ素を大量に摂取すると歯のフッ素症につながるリスクもあります。使用するフッ素の種類や量に注意しなければなりません。







 吐き出しができない低年齢児 (1〜3歳)

 吐き出しができる年齢 (3歳ごろ)

 うがいができる年齢 (4〜5歳)

 小・中学生、成人、高齢者


吐き出しができない低年齢児 (1〜3歳)





萌え出たばかりの前歯に虫歯ができやすい時期です。





ここでは、フッ化物洗口で用いられる洗口剤を濃度100ppmF以下に薄めたものを使って歯磨きをする方法をご紹介します。







歯磨きの方法



歯ブラシを溶液にひたしながら通常の歯磨きの要領で1日1回、歯磨きしていきます。







1回の使用量




歯の萌出の状況によって使用する量を変えます。

























※ 水道水のフッ化物濃度が0.3ppmFを超えている地域では、3歳未満児へのフッ素の利用を控えたほうがよいでしょう。









家庭でできるフッ素利用の方法としては、このほかに

・泡状のフッ素入り歯磨剤を塗布

・フッ化物スプレーの噴霧


などもあります。







吐き出しができる年齢 (3歳ごろ)





奥歯のかみ合わせ部分に虫歯ができやすい時期です。





吐き出しができるようになれば、市販のフッ素入り歯磨剤などが使えます。



















うがいができる年齢 (4〜5歳)







奥歯のかみ合わせや歯の隣接面などに虫歯ができやすい時期です。フッ素入りの歯磨剤を利用しましょう。





また、30秒〜1分のうがいができるようになりますので、フッ化物洗口ができるようになります。保育園や幼稚園でフッ化物洗口が実施されていないのであれば、歯科医院でフッ化物洗口剤を処方してもらい、家庭でフッ化物洗口を行うことができます。





※ フッ化物洗口は就寝前、歯磨きをしたあとがよいでしょう。







小・中学生





永久歯がはえてくる時期です。上の前歯や奥歯に虫歯ができやすくなります。





学校でフッ化物洗口が実施されていないのであれば、歯科医院でフッ化物洗口剤を処方してもらい、家庭でフッ化物洗口を行うことができます。







■成人





歯頸部や歯の隣接面で虫歯のリスクが高くなります。





フッ素入り歯磨だけでなく、フッ化物洗口を行うと虫歯予防効果が高まります。







■高齢者





歯の根元に虫歯が多発する時期です。





フッ素入り歯磨きだけでなくフッ化物洗口を行うと効果的です。





うがいがうまくできない場合などは、歯科医院でフッ化物歯面塗布をしてもらうといいでしょう。





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