フッ化物洗口のメリット

フッ化物洗口は、フッ素(フッ化ナトリウム溶液)を口に含んで、1分間程度ブクブクうがいをし、口内にフッ素を行き渡らせるというものです。





家庭や学校で気軽に取り入れることができるほか、ブクブクうがいを習慣化することで、虫歯予防に対する意識を高める効果もあります。





子どもだけでなく大人や高齢者の虫歯予防にも効果がありますので、家族全員でフッ化物洗口をはじめるのもいいでしょう。









 フッ化物洗口のメリット

 フッ化物洗口の方法

 家庭でするフッ化物洗口

 フッ化物洗口における注意事項


■ フッ化物洗口のメリット





フッ化物洗口では、ブクブクうがいをすることで歯ブラシで磨ききれない歯と歯の隙間や奥歯の溝など口の中のすみずみまでフッ素を行き渡らせることができます。





フッ化物洗口には、50〜60%の虫歯予防効果があるとみられています。特に前歯の虫歯に効果的です。歯質強化だけでなく、初期の虫歯を再石灰化して治癒させるのにも役立ちます。







■ フッ化物洗口の方法





フッ化ナトリウム溶液を口に含んで1分間程度ブクブクうがいをする要領で行います。寝る前の歯磨きのあとが最も効果的です。







1.開始の時期





ブクブクうがいができるようになる4歳ごろを目安に開始するといいでしょう。永久歯の萌出が完了する14〜15歳ごろまで約10年間は実施するようにしたいものです。







2.家族で習慣化





フッ化物洗口は大人や高齢者の虫歯予防にも効果があります。また、定期的に洗口すると虫歯予防に対する意識が高まってきますので、家族全員で習慣化するようにするといいでしょう。





できれば毎日継続するのが望ましいです。ただし、疲れているとき、体調が悪いとき、旅行のときなど、休むことがあっても構いません。







■ 家庭でするフッ化物洗口





フッ化物洗口には、

(1)0.05%フッ化ナトリウム溶液で毎日する方法

(2)0.2%フッ化ナトリウム溶液で1週間に1度する方法

があります。





効能はほとんど同じですが、虫歯予防の意識を高めるためにも、家庭では0.05%フッ化ナトリウム溶液5〜10mlを使い、毎日1分間の洗口を行うのがいいでしょう。







洗口の手順は以下の通りです。





1.フッ化物洗口液を作る



歯科医院などで処方される顆粒剤を水に溶かしてフッ化ナトリウム溶液をつくります。





2.洗口液1回分をコップに注ぐ

1人1回あたり5〜10mlの溶液を使います。





3.液を全部口に含んで1分間ぶくぶくうがい





上下左右すべての歯面にいきわたるように丁寧にうがいします。





4.1分過ぎたら吐き出す



洗口後30分間は飲食を避けるようにしてください。





※ 寝る前の歯磨き後にするといいでしょう。








■ フッ化物洗口における注意事項





1.フッ化物洗口液は乳幼児の手の届かないところで厳重に保管するようにします。





2.洗口液は必ず必ず大人がつくるようにします。





3.ブクブクうがいが難しいようであれば、歯科医院でのフッ化物歯面塗布などで対応するようにしましょう。








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